CFD取引のリスク
CFD取引では、多くのメリットがある一方で、注意しなければいけないリスクもあります。初心者でも気軽にはじめることができるCFD取り引きの大きな特徴の一つに「レバレッジ」がありますが、このレバレッジを高くして取り引きを行う事でリスクもとても高くなってしまいます。
CFD取引ではロスカットといううルールが適用されているため、投資家は取引で損失を出した場合でも、証拠金の金額を超える金額の損失を出す事はほとんどありません。スリッページなどによって稀に証拠金の金額を超える額の損失が出てしまう場合もありますが、ほとんどの場合には、最大の損失額は証拠金の金額を超えないように設定されています。
しかし、このロスカットのルールのために、レバレッジを大きくして取り引きを行った場合には、ロスカットに到達するスピードが加速してしまいます。ロスカットのルールによって、一度の取引において出せる損失は、取り引きを始める前に分かっています。そこまでたどり着くスピードを比較してみると、価格変動が1円安になることで100円の損失が出る場合、レバレッジ100倍で取り引きを行っている場合には、全く同じ取引でも価格が1円安になると1万円の損失になってしまいます。レバレッジ1倍で価格変動1円安で1000円の損失が出る場合には、レバレッジ100倍で同じ取り引きを行なった場合には、1円安で10万円の損失になってしまうわけです。ロスカットラインまでいかにスピーディに損失が到達してしまうか、よく理解できるのではないでしょうか。
また、CFD取引のリスクの一つに、自由がありすぎるというデメリットもあります。CFD取引を取り扱う証券会社の中には、選択できる銘柄数が20種類と少なく抑えられているCFD商品もあれば、5000種類程度もあり、投資家が自分自身で銘柄選択を行わなければいけない場合もあります。銘柄について詳しくない投資家は、業種別指数CFDを利用したり、株価指数CFDを利用したりして、リスク管理をシッカリと行う事が大切といえるでしょう。

